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ミュージシャン的アテンションエコノミー時代の選択。

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WIRED.jpのこの記事が頭のなかグルグル。

「トランプ勝利が示した「アテンション・エコノミー時代」の憂鬱」

http://wired.jp/2016/11/10/trump-attention-economy/ トランプ云々はさておき、 このアテンションエコノミーってのが今の様々な事情を言い得てると思いまして。 例えば、

”現代が、内容の優劣よりも「注目」を集めることが支持につながる「アテンション・エコノミー」の時代にあるということだ。テクノロジーは、この問題に対処することができるのか?”

とか、

”かつて、「コンテンツ」という言葉は「役に立つ内容」という意味をもっていた。しかしいまでは、「空気」のようなものだ。芸術、文学、映像、ジャーナリズムの代わりに、空気で満たされている。もはやそれが「何を語りかけるか」は重要ではない。大切なのは注目を集めることだけだ。”

とか。

テクノロジーはまだまだ未熟な過程と言う事にも触れています。
これは僕の考えですが、例えばAIが芸術の質の高さや人々にとって有益かどうかまでジャッジ出来れば、動画サイトに乱立している、タイトルのサムネールで目立つのが目的で内容はタイトルとはかけ離れた陳腐な動画は弾かれるでしょう。もちろん趣味嗜好は人それぞれなので、検索エンジンの高精度化は必須。
又、楽器演奏なんかのハウツー動画もので、「絶対できる!」的なタイトルはほぼ消え去るでしょう。
何でもかんでも絶対なんてあり得ないものです。
いわゆる炎上ビジネスも個人的には迷惑極まりないので、タイトルと本文をAIに冷静にチェックさせて、NGなものはネットに出せないとか。 もちろん、必要な情報や有益な情報は人それぞれなので、今より格段に優秀な検索エンジンは必要。
そうすれば、探したい情報や知りたい情報に正しくたどり着けるし。(タイトルの釣りも検索エンジンがチェック)
音楽が楽器が作曲が、誰にでも出来るようになっていく方向な現在。
テクノロジーで便利に誰でも楽しめるのは歓迎すべきことだと思いますし、それこそ楽器の購買層も広がるとは思います。
それは音楽を聴くだけでなく作る楽しみが解放されると言う意味で素晴らしい事だと思います。
逆に、沢山学んで試行錯誤しながら自分のスタイルを作り上げた芸術家や音楽家は?音楽を楽しむのは基本ですがそれ以前に持って生まれた才能を生かし、なおかつ研究も重ね少しでも良い演奏なり曲なりを追求してきた人々は?そのような本来の音楽家からすると、中途半端なテクノロジーが邪魔になることもあります。(オートナンチャラ機能とか)もちろん機能によって補助的には利用しますが、あくまで補助で、本質の部分は自力で作りますし、そうでないと細かいディテールまで拘れません。 ずっとこういった事は起きてきたのですが、ここ10年くらいのテクノロジーの進歩のスピードはかなり早いですよね。
しかも容赦無く。
自分はテクノロジーと共存しながら使える物は使ってやる、と言うスタンス。あくまで自分が主導で。
で、もしも完璧なコピーロボット(自分が生まれてから今まで経験した全ての事さえ完璧に理解したアンドロイド)が出来た時に初めて、「全部やっておいて」ってなるかもしれません。
うーん、このままでいいのかな?間違った方向に進まなければ良いのですが、、、。・
この記事はこうまとまっています。これは音楽を作る側、聞く側両方にも言えるかと。

”わたしたちは「自らのためになる決断」だけが必要となる世界に突入しようとしているのである。コンピューターか、扇動政治家か。行き過ぎた合理主義か、非合理主義か。わたしたちがアテンション・エコノミーとうまくやっていかない限り、これらが最後に残された選択肢となってしまうかもしれない。”

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