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Live 無事終了!BOSE L1感想。ライブでの音作り〜動画あり。

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5月30日に開催した 鈴木健治 Sing on the Guitar Live 「独奏」

無事とっても気持よく終わることが出来ました。ご来場のみなさまありがとうございました!

今回は1人でのステージという事もあり、以前からやってみたかったPAシステムなども出来て自分自身有意義で心地よいライブだったと思っております。(バンドスタイルももちろん好きですよ!)

自分名義なライブは1年以上ぶりだったりして、珍しく少々緊張もしたりなんてありつつも、温かいお客さんの声援「?」にも助けられました(笑)ライブもいいですねーやっぱり。公演中もそうですが終演後の皆さんの笑顔を見れると、「あーやって良かった。」と心から思います。

今回会場のLast waltzさまの協力もあり、BOSEのL1システムを試すことが出来ました。コンパクトなラインアレイスピーカーなのですが、主に小〜中規模の会場では全く問題ないパワーと音質が体験出来ました。通常はステージで聞く音と客席で聞こえる音は「違うもの」でして、客席には各楽器がミックスされた音がPAのメインスピーカーを通して届きますが、演奏者は通常その音は聞きませんし、聞こえすぎると逆にやりにくい事にもなるんです。というか基本的に外音(そとおと)=客席に送るメインスピーカーの音はステージではなるべく聞こえないようにします。ステージでは各楽器ボーカル等の音をマイクもしくはラインで拾いそれをミキサーに送り、そこからメインPAスピーカーに送りながら、ステージ上のモニタースピーカーにも送り、演奏者は基本的にモニタースピーカーからの音を聞いて演奏するんです。ここでイヤモニと言ってイヤフォンでモニタリングする事もここ数年で随分増えました。小さな会場なら各楽器の生音が客席にも当然届くので、メインスピーカーからは足りないところを足す、というのが基本です。ライブハウスクラスの箱ならメインミキサーとモニター送りのミキサーは1台でまかないますが、ホールやアリーナクラスになればメインミキサーとモニターミキサーは物理的にも用途的にも全く別のものになります。当然ながら外音がどうなっているのか演奏している僕らには知りようがありませんし、そのライブのプロデューサーなり音楽監督でもなければ、いちいちステージを降りて客席でチェックなんてしません。いちミュージシャンがやたら外音をチェックしまくるのはプロのエンジニアに対して失礼かなとも思いますし、その行為自体なんかアマチュアっぽいというか、、、。いやもちろんケースバイケースですが。プロのエンジニアは会場に合わせた音作りを様々な条件を想定して作り上げますので、信頼してお任せするのが基本です。もちろんそこにプロ同士の信頼関係があるのは絶対的な基本ですが、、、。

そんなこんなで、ステージに立つミュージシャンなら一度自分の音を本番の客席で聞いてみたい!と思うのは普通の事ですし、僕も昔から聞いてみたかったですが、それやるには幽体離脱か?などと非現実的な発想しか出来ず、、まぁ基本無理なんですよね。

で今回のBOSE L1です、リンク先にも書かれていますが、パフォーマーがステージで聞いている音がそのまま客席に届けられるシステムなのです。そもそも演奏者と客席で聞いているスピーカーが全く同じもので全く同じ音が出ているので、当然なのですが。30日のライブで初めて使ってみましたが、自分で聞いている音がそのまま客席に届く、という言葉に偽りはありませんでした。結構な衝撃でしたよ、これは。

BOSE L1 鈴木健治真ん中が僕のギターアンプ、両端の塔みたいのがBOSEのL1です。先日のライブではここ以外から一切の音は出していません。

僕はリハーサル中でも本番中でも自分の音を外で聞くと細かったりコモッていたりするのは物凄く不快な事なので、そのチェックは信頼のおけるスタッフにチェックしてもらいます。もちろん自分の音自体に問題ない事が大前提ですよ。やはりマイクで拾う音と、アンプから出る生音には、どうしても根本的な質感の違いがあるんですよね。仕方ないのですがね、これは。その中でベストな音を探すのに、例えば僕とOvaltoneとでどれだけ音作りについて追求しているか。又、僕自身が出す音に関してどういう考えでやっているか。これは経験値が大きく関係しますし、ライブならではの音作りも当然あります。このあたりの意識の違いは出音に関して大きく影響しますからね。

でBOSE L1の話に戻りますが、ステージでモニターしている音と客席でメインスピーカーが全く同じ一つのラインアレイなので、自分の思う音が客席にも届けられます。もちろん外音が良いも悪いも演奏者次第という責任が出てきます。良い音が届けられたらそれは良いのですが、もしそうでなかった場合自分の評価はもちろん、会場の音質の評価にも関係してきますので、より責任が重くなりますね。そしてBOSE L1の凄い所はステージはもちろん客席の最前列でも最横列でも音の差がほとんど無いのです!これは衝撃でした。素晴らしい!

僕自身自他ともに認める(笑)音オタクですし、ギターにしても上手いとか凄いと言われるより、音がいいと言ってもらえたほうが嬉しいですからね。当然ステージでの出音にも拘ります。当たり前か、、、。

この動画(G線上のアリア)でもそうですが、僕は曲を演奏する時に、強弱やトーンの変化、音圧やサスティーンの減少具合、アタックの調整なんかをリアルタイムで行うので、自分で聞いているアンプの音が客席でも聞いてもらえる安心感はかなりのものです。

 

もちろん!通常のPAシステムを否定するわけでは全くないのです!こういうやり方もアリかと思いました。

ちょっとこのパターン極めて見たい願望も、、、、。てか BOSEさんとはちゃんとお話したいですね!
 
あ、こうなったらギターアンプも......

そんなわけで、少々マニアックな内容になってしまいましたが、お客さんには楽しんで頂け、演奏者も満足なライブが出来てとても嬉しく幸せな気持ちでございます!

鈴木健治でもって暫くは本業の裏方仕事へ戻ります。

 

https://twitter.com/kenjisuzuki_/status/605875649547370496

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